バレンシアガとIKEA
出だしでお伝えしておきますが、特に何かを伝えたい記事でもありません(笑)
ただ当時調べていたことと、最近のこの出来事がリンクしたのでとりあえず書いてみようかなって感じのブログです。
つい先日話題のYEEZY BOOSTをIKEA仕様にカスタムしたユニークな1足が登場。



制作したのはとあるスニーカーカスタム業者のMache Custom Kicks。
Mache Custom Kicksはこのスペシャルなカスタムシューズについて「これが今流行のIKEAブームにヒップな形で乗るためな良い方法だぜ(笑)」とのコメントを発表。
いまさらなにがIKEAブームなの?と思いふと思い出したのがこちら。
当ブログでもよくアップする、毎シーズン恒例の膨大な数のブランドのコレクションを片っ端から見漁るコレクションシーズン。
バレンシアガの2017SSのたしかパリのcollectionの際に、




当時それを調べると海外のサイトででてくるのがこればかり(笑)

そしてこちらがバレンシアガのアリーナ。

たしかに似てはいます。
その価格約24万円。
著名なブランドがコピー・モチーフ・サンプリングされ続けてきた今までとは違い、ビッグメゾンが一般の生活圏の中からインスピレーションを得る時代に。
そしてこのバッグがリリースされて以降、今度はその逆インスピレーションを採用する世界中の様々なクリエイターがその“FRAKTA”を用いた様々なアイテムを制作。
そして先ほどのYEZZYのくだりになるわけです。
なので、Mache Custom Kicksの「これが今流行のIKEAブームにヒップな形で乗るためな良い方法だぜ(笑)」というコメントはすごくしっくりきたというかオシャレなコメントだなって(笑)
現に以前にもシャネルはレゴのブロックをモチーフとしたハンドバッグをリリースし、レゴを持ってなさそうなリアーナやキムカーダシアンなどセレブの間で爆発的にヒットしたり、

これたしか80万位するはずなんですよね(笑)
でもこんな逆転現象もなんだか新鮮で良いな~と。
とくにこのバレンシアガの件にはオチもイケてまして、イケアの広告代理店を務めるACNEが、「本物のIKEA FRAKTAバッグの見分け方」と題したビジュアルを即制作。

流石。
ACNEはバレンシアガがバッグを発売した翌日すぐさまIKEAにビジュアルの制作を提案。
フォトグラファーが手掛けたビジュアルには、FRAKTAの写真に「値段:たった0.99$」「揺らしてみて:かさかさ音がしたら、それは本物」「汚してみて:本物のFRAKTAは庭のホースで簡単に汚れが落ちる」といったバレンシアガのバッグとの価格差を逆手にとった説明書きが添えられたとか。

最高に皮肉なのかさっぱりなのか乗っかったのか、とにかくオシャレな返しですよね。
こんなやり取りをしてるのを知ると、ファッション界がイケてるな~!!!ってたまらなく嬉しくなります。
以上、勝手に嬉しくなった出来事でした(笑)