やっぱりオーダーって楽しい
オーダーメイド。
Anelloがこだわりを持つ、大きな要素でもあるこのキーワード。
当店ではオーダーメイドレーベルとして、イタリア語で『繋がり・関わり・関係』などの意味を持つ “Relazione” レラツィオーネというレーベルがあるのですが。

大きく分けると “オーダージュエリー”と“フルオーダースーツ” の2本柱に。
とにかく我々スタッフから職人まで、一貫して並々ならぬこだわりをもってオーダー製作を行なっております。
先日もお伝えしたとおり、最近ではジュエリーが製作数MAX、クリエイターも大分忙しく動き回っているようです。
そんな中、昨日はこんなオーダーブレスが完成♫




あえて革を明るめのベージュ色にし、季節的にも石は落ち着きのある色にしてコントラストが出るよう製作したブレス。
定番でもあるタイガーアイも、暗めの色合いのものを選別することで、さらにオニキスとの統一感が増します。
チャームは私とジュエリークリエイターで提案させていただき製作。
こちらのお客様は今回で4本目のオーダー。
オーダーは一度やると本当に面白いんです。
ハマります。
ちなみに、よく聞かれるのがオーダーリングなど、シルバーやゴールド・プラチナなど、鋳造過程を要するオーダーのワックス製作の点。
シンプルにワックスってなに?です。
言葉で言ってしまえば、イラストから、ろうそくのロウのような素材を立体に起こしたもの。

例えば、以前のオーダーで製作したマルチカラーブレスに、S字に湾曲させたフェザーモチーフのシルバーを通したこちらのアイテム。

こちらのフェザー部分のワックスがこちら。

形的にさらにわかりやすいものだと、以前オーダーいただいたこちらのイニシャルネックレス。

そのワックスがこちら。

と、いった感じに。
立体になることで、ある程度のボリュームや雰囲気をつかめるのもワックスの重要な役目ってわけなんです。
現在も製作中のオーダージュエリーがまだまだあるので、後日ご紹介致しますね。
そしてフルオーダースーツ。
製作がかなりたてこんでいた夏場からようやく落ち着きを見せたのもつかの間、12月はすでに数件のオーダーのご予約をいただくことができ、大変ありがたい限りです。
本当に当店と繋がりある皆様に感謝しかございません。
そんなオーダーの中にこんなベストのオーダーも。

あらかじめ白状しておくと、私のオーダーです(笑)
今年タータンや千鳥格子流行るから?と思った方。
違いますよ!(笑)
直感です。
生地きめは直感が大事なんです。
今回はフルオーダースーツを仕立てるSHOPとして恥じぬよう、仕立てにはこだわり、個人的には最高級の仕立てだと思っている、フルオーダーオールハンドメイドで誂えました。
ひとつひとつ、すべての工程をテーラーの手で行なっていく、手縫い独特の柔らかいフィッティングと立体的なシルエットを生み出すオールハンドメイド。
全てハンドメイドだから良いというわけではないのですが、私はやはり手の業からでる手のぬくもりが好きです。
ではそれ必要!?といわれてしまうようなディテールがこちら(笑)
例えば釦まわり。

釦はクラシコイタリアのシャツに見られる、手縫いならではの鳥足付け。
もちろん理由は鳥の足に似ていることから。

機械縫製が当たり前なボタンホールにいたるまでもハンドメイドでオーダー。

飾り襟としてアイロンでつぶされがちなベストの襟も、立体的な立ち上がりと柔らかなフィット感が出るように。
これ以上細かいこだわりを言ってしまうと嫌われそうなので割愛(笑)




とにかく、オーダーメイドの良いところは“ 最高の自己満足 ”でもあると思うんです。
普通の買い物をするときは、『 どう見えるか? 』を考える割合が多いのに対して、
オーダーになると『 どういうものを着たいか?』が湯水のごとく出てくるんです。
自分の着るものを、ない段階から創る。
こんな楽しいことはありません。
オーダージュエリーも同様に。
世界のトップブランドや様々なシーンでの感じているブランドでは、数年前からオーダーやセミオーダーの波は確実にきていますが、まだまだ敷居が高いイメージがあるのも事実。
少しでもオーダーという楽しさを知っていただき、味わっていただけるよう、Anelloを通してさらにお伝えできたらいいなぁと思います。
2013年も1ヵ月をきりました。
先日の経営者の定例会でも言われましたが、12月は来年のテーマを決めて動き始めるとき。
その時決めた個人的な来年のテーマは “不易流行”
いつまでも変化しない本質的なものは決して忘れない中にも、新しく変化を重ねているものをも取り入れる。
頭よさそー(笑)
12月も皆様のご来店、心よりお待ちしております。
Anelloがこだわりを持つ、大きな要素でもあるこのキーワード。
当店ではオーダーメイドレーベルとして、イタリア語で『繋がり・関わり・関係』などの意味を持つ “Relazione” レラツィオーネというレーベルがあるのですが。

大きく分けると “オーダージュエリー”と“フルオーダースーツ” の2本柱に。
とにかく我々スタッフから職人まで、一貫して並々ならぬこだわりをもってオーダー製作を行なっております。
先日もお伝えしたとおり、最近ではジュエリーが製作数MAX、クリエイターも大分忙しく動き回っているようです。
そんな中、昨日はこんなオーダーブレスが完成♫




あえて革を明るめのベージュ色にし、季節的にも石は落ち着きのある色にしてコントラストが出るよう製作したブレス。
定番でもあるタイガーアイも、暗めの色合いのものを選別することで、さらにオニキスとの統一感が増します。
チャームは私とジュエリークリエイターで提案させていただき製作。
こちらのお客様は今回で4本目のオーダー。
オーダーは一度やると本当に面白いんです。
ハマります。
ちなみに、よく聞かれるのがオーダーリングなど、シルバーやゴールド・プラチナなど、鋳造過程を要するオーダーのワックス製作の点。
シンプルにワックスってなに?です。
言葉で言ってしまえば、イラストから、ろうそくのロウのような素材を立体に起こしたもの。

例えば、以前のオーダーで製作したマルチカラーブレスに、S字に湾曲させたフェザーモチーフのシルバーを通したこちらのアイテム。

こちらのフェザー部分のワックスがこちら。

形的にさらにわかりやすいものだと、以前オーダーいただいたこちらのイニシャルネックレス。

そのワックスがこちら。

と、いった感じに。
立体になることで、ある程度のボリュームや雰囲気をつかめるのもワックスの重要な役目ってわけなんです。
現在も製作中のオーダージュエリーがまだまだあるので、後日ご紹介致しますね。
そしてフルオーダースーツ。
製作がかなりたてこんでいた夏場からようやく落ち着きを見せたのもつかの間、12月はすでに数件のオーダーのご予約をいただくことができ、大変ありがたい限りです。
本当に当店と繋がりある皆様に感謝しかございません。
そんなオーダーの中にこんなベストのオーダーも。

あらかじめ白状しておくと、私のオーダーです(笑)
今年タータンや千鳥格子流行るから?と思った方。
違いますよ!(笑)
直感です。
生地きめは直感が大事なんです。
今回はフルオーダースーツを仕立てるSHOPとして恥じぬよう、仕立てにはこだわり、個人的には最高級の仕立てだと思っている、フルオーダーオールハンドメイドで誂えました。
ひとつひとつ、すべての工程をテーラーの手で行なっていく、手縫い独特の柔らかいフィッティングと立体的なシルエットを生み出すオールハンドメイド。
全てハンドメイドだから良いというわけではないのですが、私はやはり手の業からでる手のぬくもりが好きです。
ではそれ必要!?といわれてしまうようなディテールがこちら(笑)
例えば釦まわり。

釦はクラシコイタリアのシャツに見られる、手縫いならではの鳥足付け。
もちろん理由は鳥の足に似ていることから。

機械縫製が当たり前なボタンホールにいたるまでもハンドメイドでオーダー。

飾り襟としてアイロンでつぶされがちなベストの襟も、立体的な立ち上がりと柔らかなフィット感が出るように。
これ以上細かいこだわりを言ってしまうと嫌われそうなので割愛(笑)




とにかく、オーダーメイドの良いところは“ 最高の自己満足 ”でもあると思うんです。
普通の買い物をするときは、『 どう見えるか? 』を考える割合が多いのに対して、
オーダーになると『 どういうものを着たいか?』が湯水のごとく出てくるんです。
自分の着るものを、ない段階から創る。
こんな楽しいことはありません。
オーダージュエリーも同様に。
世界のトップブランドや様々なシーンでの感じているブランドでは、数年前からオーダーやセミオーダーの波は確実にきていますが、まだまだ敷居が高いイメージがあるのも事実。
少しでもオーダーという楽しさを知っていただき、味わっていただけるよう、Anelloを通してさらにお伝えできたらいいなぁと思います。
2013年も1ヵ月をきりました。
先日の経営者の定例会でも言われましたが、12月は来年のテーマを決めて動き始めるとき。
その時決めた個人的な来年のテーマは “不易流行”
いつまでも変化しない本質的なものは決して忘れない中にも、新しく変化を重ねているものをも取り入れる。
頭よさそー(笑)
12月も皆様のご来店、心よりお待ちしております。
by anello2010
| 2013-12-01 20:38